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 ステンレス加工のエキスパート

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有限会社大河内

■ステンレスの仕上げ方法

腐食や割れについて

材質のところで先述したように、ステンレスは「錆びない」わけではありません。
家庭での水周りであれば、ほとんど問題はありませんが、加工の影響や使用環境によって、様々な腐食を起こすことがあります。産業用(工場設備)に使う場合は、腐食によるトラブルが大きな損失につながることもあるので注意が必要です。用途に合った鋼種を選定することが大事ですが、使用上(メンテナンス)の留意点として、以下のようなことを知っておくと良いと思います。

溶接による熱影響部

溶接で溶けたところの周囲(素材との境目あたり)は、熱による金属組織の変質によって腐食が早く現れます。ステンレスの場合は、「2番割れ」といって、熱影響部で割れることがあります。

厳しく加工された部分

曲げ加工やシボリ(プレス)加工などで、金属組織が強度に引き伸ばされたりしたところも、同様に腐食を起こしやすい部分です。また、金属が延ばされたところでは、目に見えないようなヒビ(クラック)などができ、そこが腐食や割れの発生点になる場合があります。

繰り返し屈伸(振動)などの外力が加わるところ

金属疲労による割れや腐食が発生しやすいところです。

汚れが付着しているところ

湿気を持ちやすく、もらい錆や孔食(点々に腐食)の原因になります。汚れではありませんが、海風を常に受けるところは、塩分が付着(湿気)して錆を発生させます。

タンク(槽)の液面付近

薬品槽などでは、常に濡れた状態で空気に当たっているようなところが、腐食が進みやすいところです。

以上は、ステンレスに限らず、金属一般にも言えることです。

薬品の中で、ステンレスの腐食率の高いものの代表は、塩酸・硫酸・海水など(塩素イオン環境)です。腐食率が高いといっても、すぐ溶けてボロボロになってしまうわけではないので、高価な特殊鋼種を選んで長持ちさせるのか、短期間(修理)で回転させるか、または、同じ鋼種でも板厚や太さを変えてみるなど、対費用効果で判断することになります。

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