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 ステンレス加工のエキスパート

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有限会社大河内

■ステンレスの仕上げ方法

表面仕上げ

一般の方は、ステンレスというとピカピカ光沢の金属のイメージが強いようです。
これはキッチン用品や装飾金物などの普段目に付きやすいものが、研磨加工などで仕上られているからです。しかし、ステンレス材料の表面は、その製造方法(工程)や形状により、いろいろなものがあります。材料の製造方法と表面状態は、密接に係わっているので、同じ材料表面でも違う言い方をすることが多分にあります。以下、板材を中心に説明します。

NO,1(ナンバーワン)・HOT・酸洗

板材で、つや消しの、白っぽい表面。梨地に近い感じ。(表面が粗い。)厚さ3mm以上の板材。熱をかけてロールで延ばす(熱間圧延)工程の後、酸で表面につく黒い皮膜や汚れを取り除いたもの。製造工程で、1番初めのものなので、NO,1と呼ぶ。(単純です。)熱間製造材料なので、HOT(ほっと)材ということも多い。酸で洗っているので、酸洗(さんせん)材とも言う。
フラットバー、アングル、丸棒は、NO,1と言わず、通常、HOT材・酸洗と呼んでいる。ステンレスの場合、鉄のように黒皮(くろかわ)のままのものは、ほとんどないので、HOT材といえば酸洗表面になる。
溶接焼けで黒くなったところをきれいにするため、酸洗いをすることが多いが、その場合も当然同じようなつや消し状態になる。ちなみに、ステンレス鍋などの汚れをレモン汁できれいにするのは、家庭版の酸洗いということです。

2B(ツービー)

やや光沢(つや)のある表面で、つるっとしている。厚さ6mm以下の板材。SUS304は、白銀(ニッケル)色、SUS430は、クロム色。正式には、NO,2B(ナンバー・ツー・ビー)だが、略して2Bと表すのが普通。HOT材を冷間圧延し、表面を仕上げるロールを通してつくる。2番目の工程でできるのでNO,2で、仕上がブライト(B)の意味。耐食面で安定していて、最も一般的に使われている冷間材の表面。材料を買うとき、特に指定しなければ2B仕上の板がくると思う。2Bの前の、2D(ツーデー)という仕上もあるが、これは、ダル(にぶい)仕上のもので、一般には出まわっていません。

NO,1・HOT材に対して、COLD(冷延)材の基本になる表面が2Bです。ただし、コールドといっても、冷やして材料を製造するのではなく、熱をかけずに(常温で)圧延して造るという意味です。

フラットバーやアングルなどは、板の仕上とは異なるので、研磨仕上げなどの指定がなければ、コールドとかホットとか言い表している。鉄の場合の、黒皮・酸洗(SPH)とミガキ(SPC)みたいなもの。
HOT材より、COLD材の方が腰が強い。冷間加工工程を経るとともに、加工硬化していくためです。また、板厚が薄くなるほど、圧延工程が多くかかるわけですから、重量当りの価格は高くなっていきます。
丸棒なども、細いものほど引き伸ばす工程が多くなるので、高価になっていきます。

配管用パイプの表面は、冷延の板材を使って造られていても、基本的に酸洗表面です。
パイプは、板を丸めながら溶接して造管するものが多いのですが、造管工程の最後に酸洗いをしているためです。手摺などで使われているピカピカ光ったステンレスのパイプは、研磨をして光沢を出しています。美観のための研磨をしているので、化粧管・化粧パイプということもあります。
ちなみに、ホームセンターで売っているステンレス物干し竿の多くは、鉄に薄いステンレスを張り合わせてつくっています。そういう張り合わせの素材を、クラッド材といいます。物干し竿の品質表示シールなどに、クラッド管とか書いてあるはずです。オールステンレスの物干し竿は、1本980円みたいな値段では造れません。電車車両の手摺なども、クラッドパイプが多いと聞きます。

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